新学期に感じる子どもの成長と子育て
春。桜の花が咲き始めるとともに、新しい生活がスタートしました。新学期は、子どもにとっても、私たち親にとっても、少しドキドキする季節です。
特に、障害のある子どもを育てる家庭にとって、新しい先生、新しい支援員さん、新しい環境への不安や心配は尽きません。
でもそんな中で、ふとした瞬間に見える“わが子の成長”に、心が温かくなることがあります。
最近感じた、子どもの成長のサイン
-
毎朝、泣かずに登園・登校できるようになった
-
支援員さんの顔を見て、安心したように笑っていた
-
自分で靴を履こうとする姿が見られるようになった
-
いつもより大きな声で「バイバイ」と言ってくれた
-
お友だちの名前を覚えて、口にするようになった
ほんの小さな一歩かもしれません。でもその一歩は、子どもが自分のペースで積み重ねてきた努力の証です。
親としては、その一歩がどれだけ尊いものか、よくわかります。
新学期に感じる親の気持ちと向き合い方
-
「大丈夫かな…」という不安と、「ここまで育ってくれた」という安心が交差する
-
新しい支援体制や環境の変化に、親も一緒に慣れていく必要がある
-
周囲とのコミュニケーションに少し勇気がいるときもある
-
子どもの変化や反応に敏感になりすぎて、つい心配しすぎてしまう
でも、子どもが自分のペースで頑張っているように、親も完璧じゃなくていい。ゆっくり、焦らず、一緒に進んでいけたらそれでいいんです。
子育ての中で大切にしていること
-
他の子と比べず、「昨日より今日、今日より明日」を意識する
-
できたことを見つけて、一緒に喜ぶ
-
不安な気持ちも、子どもと一緒に言葉にしてみる
-
「大丈夫、あなたはあなたのままで素晴らしい」と伝える
-
親自身も、自分をいたわる時間を大切にする
新学期は、子どもにとっても、親にとっても、新たな一歩です。
毎日が挑戦の連続だけど、その中で見える笑顔や小さな成長は、何よりのご褒美。
これからも、焦らず、比べず、わが子のペースで、ゆっくり歩んでいきたいと思います。
関連記事
-
2023.12.09 地域の魅力を活かす職場
-
2023.05.22 地元での仕事を通して貢献!
-
2023.12.26 新たな一年を迎えるためのステップ
-
2024.01.24 地域で育てる子ども療育:個々の可能性を引き出す共同の力
-
2023.05.07 5月、モチベーションを上げるための方法
-
2023.04.24 少子化社会における仕事と人材の課題